ハンギングファイルの 木製フレームを つくってみました
今回は、ハンギングファイルシステムまたは、サスペンションファイルシステムのフレームをSPFでつくりました。 書類を手っ取り早く収納するための物で、もともとはドイツのLeitzが考えたものだと思います。 Leitzが昔出していたフレームは特に格好良いのですが、現在購入可能な”Xフレーム”というフレームは、プラスチック製で事務所にあわないので、木でつくることにしました。 ちなみにEsselteはスウェーデンの会社で現在はEsselteがLeitzを所有しています。 国内で手に入れるのは難しいですが、Leitzのファイルのほうがデザインが良いです。 写真はフレームの完成写真です。
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満足度 | 4/5 |
難易度 | 少し難しい |
費用 | ¥2,500 |
切断 | のこぎり, ジグソー |
組み立て | 4hours~ |
材料 | SPF, 工作材 |
道具 | 電動ドライバー, かなづち, 極細釘, 木工用ボンド, 紙やすり |
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ファイルを引っ掛ける両脇のレールの部分は、最初トリマーで削る方向でやってみたのですが、うまくいかずガタガタになりました。 それで下の写真のように工作用の細い木材を組み合わせてつくることにしました。 この方法だと綺麗にできます。 そしてレールと接続されている木材の部分とレールを強力につける必要があるので、ここは極細釘と裏からもビスを打って強めにつけました。
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塗装は、レールのところを見ていただくとお分かりになるかと思いますが、フチの隙間のところだけ黒くなっていて、よりレール感がでている塗装になりました。 これは最初黒にしようとしていて、黒で塗ったらかなりダサかったので、”水をかけながらヤスリでこすってステインを塗る”を何度か繰り返したら、たまたま良い感じの色になりました。 ステインを塗る、水とヤスリで擦るを何度か繰り返すと、色がかなり濃くなるようです。 しかも自然な感じで少し使い古した感じになるということがわかりました。 面倒なので、2度とやることはないと思いますが。 最後はブライワックスのアンティークブラウンでフィニッシュしました。
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本体は結構重量があるので、持った時に壊れそうだなと思ったのですが、案外大丈夫です。 ただ、乱暴に持つと壊れる”気配”はあります。 最後にキャスターで自由に動かせるようにしました。 キャスターはこだわると高いので、1個100円くらいの一番安いやつにしました。 ハンギングファイルは国内ではあまり使われていませんが、アナログの資料を管理するには非常に便利なのでおすすめです。 机の中でつかうフレームもあるので、書類の管理がうまくできない方におすすめです。
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