カフェのような 無垢材の床にする 持ち家編
手触り感のある無垢材の床にすることで、すべてが変わります。 といってもいいくらい変わります。 カフェのような無垢材の床にするとどのくらいの費用がかかるのか、どういう道具があればできるのか、を書いていきたいと思います。 この記事では杉の足場材を使っています。 持ち家を前提に解説します。 賃貸編は別の記事でご紹介します。 写真は完成写真です。
満足度 | 5/5 |
難易度 | ふつう |
費用 | ¥5,000~¥10,000 / 1畳 |
切断 | のこぎり etc |
組み立て | 3hours~ |
材料 | 杉、足場材など |
道具 | 電動ドライバー, 床用ビス, 紙やすり |
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今回の場合は、杉の足場材をつかいました。 厚さは15mmで、8畳で約70,000円くらいだと思います。 まともな絨毯を8畳分買うと考えると安いと思います。 厚さは15mmで十分です。 サンプルも請求できるので興味ある方はまずはサンプルを見てみるのが良いと思います。
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必要な道具は、丸ノコ、ジグソー、のこぎりのいずれかの切断工具と、カンナ、インパクトドライバー(ドライバードリル)です。 ビスは頭の小さい床用ビスがあるのでそれを使うことをお勧めします。
まずはささくれや尖っている部分を削って歩いても怪我をしない状態にします。 古材処理されている部分は表面だけなので、ヤスリをかけすぎると新材の部分が見えてしまうのでご注意を。 こすりたい気持ちを抑えて怪我をしない程度で済ませます。 古材は雑な部分があってもそれが良さになるので、細かいところは気にしないほうが良いです。
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今回の場合は直接貼り付けずに、防音のゴムシートを全体に敷いて、その上に敷いて行きました。 貼り方は、上の図のような感じで部屋の端から敷いて行き、はみ出たら切っていくという方法でやります。 これだと無駄な木材はでません。 大まかには、板を切る、ビスで板材を止める、ということの繰り返しで進めていきます。 ビスの間隔は30cm程度にします。 ビスの長さは板の厚さの2.5~3倍以上が理想です。
足場材の場合は、気をつけなければならないのは横幅が少しだけ違う板材があるのと、まっすぐ張っていかないとずれていくので、ずれたらそれも良しとして気にしないで貼っていっても良いと思いますし、カンナや切断工具で調整しても良いと思います。 自分でやるのでずれてもいいんですよね。 板と板の隙間は、カッターの刃が入るくらい開けておくと、木が伸縮しても軋みを抑えることができます。
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最後に、蜜蝋ワックスで全体を塗って終わりにしました。 古材はすごく乾燥しているためワトコオイルなどを塗る場合はかなり濃くなるので、テストしてから塗装したほうが良いです。
壁は壁紙のままでOK?
国産の壁紙はビニールですので、木と釣り合わず、せっかくの無垢材の床も台無しになります。 もし床を無垢材に変えたなら、ペンキで塗るか、海外の壁紙に変えると空間が変わるので、ビニールの壁紙を変えることをオススメします。 賃貸でもペンキで塗る方法があるので、そちらも記事でご紹介します。
賃貸で床を無垢材にする方法は、今回の方法と基本的に同じで、下に敷く下地材と板材の選び方を間違えなければ良いだけで、今回より簡単です。 では賃貸編もおたのしみに!