いろんな紙が入る ベニヤ合板でつくる シンプルな紙棚
業務で使用する出力用紙を収納する棚をつくりました。 B5-A3ノビが入るよう設計し、業務用っぽいイメージが良いと思い、素材はラワンベニヤ合板でつくることにしました。 極薄の厚さ6mmの薄いラワンベニヤで、薄いけど丈夫な棚になるようにつくってみました。 それと他に、紙のサンプルの収納棚と、少し小さい棚をつくることにしました。
満足度 | 4/5 |
難易度 | ふつう |
費用 | ¥3,000~ |
切断 | ホームセンター |
組み立て | 8hours~ |
材料 | ベニヤ合板 |
道具 | 電動ドライバー, 木工用ボンド, やすり |
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上の写真は小さい紙棚です。 このデザインは段の高さを限界ギリギリまで低くして、細長い段が積み重なるように見えるようにしました。 この棚の限界値はA3で出力用紙は白銀比でできているので、A4がちょうど2つ入るようになります。
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続いて、大きい棚と、紙のサンプル用の小さい棚です。 大きい棚も板の厚さが6mmと極薄なので、強度を保つために背板をつけました。 こうすると、上に大きいプリンターを乗せても大丈夫です。 この大きい棚は、棚自体の縦横比も計算して一番うつくしく見えるように設計しました。
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ラワンベニヤは、表と裏で色が違います。 見た目が良いのは赤い方なので、赤いほうを見えるようにしています。 この赤いほうはベニヤといえど、木材なのに無機質な感じがして特徴的です。 合板は工業的なデザインにつかえばとても相性が良いのかなと思います。
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上の写真は棚の横面です。 6mmの板で棚をつくるのは難しいのですが、極細釘とボンドを併用して組むとなんとかいけます。 極細釘でも少し打つところ間違うと強度が減ったり、はみ出すので丁寧に釘を打っていく感じです。 僕がつくった棚は木目の方向が違っていますが、本当は切り出す前の段階で、木目の方向を考慮して切り出す方向を決めておくと合わせられます。 僕はいつも切り出してから後悔する感じです。
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塗装はブライワックスのクリアでフィニッシュしました。 合板の良さというのは地層みたいに見える木口ですが、意外に合板は高級家具に使われていることに気づきます。 塗装しなくても格好良くて、クリアフィニッシュできてホームセンターで手に入る木材はありがたいです。 というかいつも、製作中の写真を撮るのが面倒でひたすらつくってしまいます...。 今後はもう少しちゃんと製作中の写真を撮るようにしたいと思います。