腰痛肩こり防止 カフェ/アトリエ風 机の脚をつくった
机の高さを自分の身長に合わせることで、腰痛や肩こりを緩和することができます。 販売されている机は、海外の高さに合わせたものも多いので、自分とあっていないことがあります。 自分の机の高さはこちらのサイトで調べることができます。 今回つくった脚のデザインはできるだけ椅子(Toledo Chair)に合うようにしてみました。 今回は黒いペンキを塗ってみました。
満足度 | 4/5 |
難易度 | 難しい |
費用 | ¥2,000~ / 1set |
切断 | ジグソー/丸ノコ |
組み立て | 8hours~ |
材料 | SPF, 松 |
道具 | 電動ドライバー, 木工用ボンド, やすり, (ダボ用ビット) |
この脚は、僕がはじめてつくったDIY家具です。 僕が器用なのではなく、設計図さえあれば、ずれたり失敗しても、根気があればなんとか形にはできたりします。 道具の使い方は慣れの問題で、現代はなんでも道具が揃っていますので、作る上で大切なのは設計図だと思っています。
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家具をつくるときの順番としては、(1)部屋全体のイメージを膨らませる (2)イメージに近い物や写真を探す (3)イメージを固める (4)スケッチする (5)設計図を書く、というような流れの中で戻ったり進んだりしながらやっています。 この工程や考え方については、道具の使い方よりもずっと大切だと思っています。 (これについての記事も今度書きます。 )
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この脚の設計図は複雑だったので、仕事で使っているAdobe Illustratorというソフトでつくりましたが、簡単な構造であれば、そんなソフトを使う必要もありません。 紙と鉛筆で大丈夫です。 DIYをする上で、どうして良いかわからない場合は、まずは設計図を紙で書いてみるというのもよろしいかと思います。 作る楽しさは試行錯誤にあるので、正しいものを書く必要もないと思います。
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設計図を書く上で、木材の規格を知っておくのはとても大切です。 今回つかった木材は、木材の規格的に、松とSPFを組み合わせてつくることにしました。 "木材のサイズ規格・価格表"をつくったので参考にしてみてください。 僕は作る時間よりも、ホームセンターに何回も行って規格を把握するのに時間がかかりました。
下の支えの部分は、ダボでおこないました。 こうすると前面にビスが見えなくなるのですが、ダボは大変なので、深めにビスをいれてから、木屑とボンドを混ぜたものをビス穴に詰めても良いです。
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複雑に感じるのは、斜めに切る部分があるからです。 この角度はなにかしらのソフトウェアで計算しておくか、紙で書いたものを型紙にして、印をつけて切っていく形になると思います。 ここを切るためのラインを引くことができる設計図をつくることができれば、この脚は完成したも同じです。 4本足なので、つくるのが大変そうに見えますが、ずれていても削ればいいだけです。 手で削るのは少しでも大変なので、電動サンダーがあるといいかもしれません。
えらそうに語ってきましたが、高さを調整できるようつくったつもりが、設計がいい加減だったため、上の写真の一番上のパーツが不安定になり、ゴムをはさんで安定させることになってしまいました。
この脚の設計図は上記の失敗と、作っている最中に変更したのもあり、配布用にしっかりつくっていないのですが、もし参考にしたい方は"設計図ラフ"をご覧ください。 今見てみると自分でも意味不明なので、設計図を考える際の参考にされる程度がよろしいかと思います。 こういう無垢材の足があると、部屋の中が変わるので、もしお時間があれば挑戦してみてください。 ではみなさんも、安全で楽しい手づくりライフを。