賃貸のリビングを 無垢の床材の キッズルームに 2
前回、賃貸のリビングルームをキッズルームに変更する計画を紹介しました。 この記事はその続きで、"賃貸のリビングを無垢の床材のキッズルームに 1"の続きとなります。 賃貸の床を保護しながら無垢材にしたことを紹介していきます。
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上の写真は無垢の杉材を施工した完成写真です。 床用の杉材のB級品を使いました。 個人的には節があっても赤い方が好きなのでB品を選んでます。 札幌だと手稲のビバホームに無垢の無塗装の床材が安く売っているのでそれを使いました。 購入、木材の運搬が大変ですが床が変わるとガラッと変わるのでやる価値はあるかなと思います。 今回やった方法を紹介していきます。
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施工前は上記のような状態でした。 わかりづらいですが一番下に防音用の絨毯のような生地を敷いて、その上に子供用のクッションパネルを敷いて、その上に薄いベニヤを置いて、その上に絨毯を敷いてベニヤの反りを押さえつけていました。 なにがなんだかわからないので、箇条書きすると下記です。
4 |
絨毯(反りどめ) |
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3 |
薄いベニヤ |
2 |
子供用のクッションパネル |
1 |
防音用の絨毯 |
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絨毯をはがすと上の写真のように、板が薄いので反るのですよね。 賃貸ではビスで打ち付けるわけにはいかないので、この反りが課題になります。 逆に言うと、床を傷つけずに反りをどうにかできれば賃貸でも大丈夫ということです。 うちの場合はこの上に板材を敷き詰めることにしました。 現状の床までの高さは3cm以上あり、短いビスであれば床を傷つけずに固定することができそうなのでその作戦でやってみます。
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では、左上から板を並べながらはみだしたら切る、という方法で施工していきます。 写真は一枚目を置いた状態です。 このような感じでやっていきます。 一枚目を置いただけでも想像を膨らんでしまい楽しくなってきます。
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丸ノコが使えればすぐに終わるのですが、音をできるだけださずに切りたかったため、丸ノコを使うのを今回避けました。 それで上の写真のような治具をつくってノコギリで切ることにしました。
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上記のように板をセットして...
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こんな感じで切っていこうという作戦です。 ですがこれは時間がかかるだけではなく、わたしの技量が足りず曲がってしまったりして失敗しました。 悩んだ結果、結局丸ノコより音が少ないジグソーをつかうことにしました。 音を出さずになにかするって本当に大変です。
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ジグソーもってきてよかった。 ただジグソーは縦に動いて切るので今度は振動が問題に。 丸ノコよりも実はこれうるさいのでは? と心配になりながら切りました。 布団を下に敷いて切ってもそれなりに振動するので、変な汗が噴き出ました。
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2枚、3枚とどんどん切って並べていきます。 うちはストーブがあったりするので、少し入り組んでいるところがありそこは大変でしたが、なんとかやり遂げることができました。 最後は、蜜蝋ワックスを塗りました。 どうやら蜜蝋ワックスはシミになりにくいようで、実際子供がなにかをこぼしても今のところ簡単にはシミになっていないです。
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段差の部分は、斜めに切った木材をつけました。 実はこれが床を張るより大変でした。 角材を縦に斜めに切るって丸ノコでは結構難しいというか、怖いんですよね。 きれいにつくれてよかったです。 今回で床ができたので次回は子供の家を紹介していきます。